[実践編]地元での活動について
『日刊SOHOのツボ!』に掲載
http://www.soho-union.com/soho/
「SOHOコンサルタントのツボ」(#005)
咲本@時計台ネット
【○】本日のお題 [実践編]地元での活動について ━━
みなさん、こんにちは!咲本です。
今回は、仕事を獲得するために、地元でどのような活動をしていけば良いのかについてお話させていただきます。
▽ 「仕事」発想から「起業」発想への転換
コンサルタントになりたいという方であるなら、ある分野についての専門的知識をお持ちなのでしょう。
もし、その専門性を活かして仕事をしたいとだけお考えなのであれば、独立後、決してうまくはいきません。
ただ単に、ある専門分野の仕事をしたいというだけなのであれば「何を(WHAT)」売りたいのかということしか考えていないことになります。
WHATの部分を仕事として行いたいということだけではなく、「どのようにして(HOW)」を考え実践することが、独立してやっていくには不可欠となります。
つまり、あなたの持っている価値をどのようにして伝えるのかという点です。
現場の仕事を行う一流の専門家であると共に、経営として利益を生み出せる事業家の面も併せ持つ必要があるのです。
あなたは、プロフェッショナルな仕事を行う職人であると同時に、コンサルティングサービスの売れる仕組みを作り上げる「起業家」でなければなりません。
この起業家としての戦略を何も持たないまま、専門家としてのスキルに自信があるということだけで独立されましても、その価値を潜在顧客に伝える「HOW」が なければ、仕事が来ることなどありません。
挙句の果てには、世間には自分のような専門家を求めるニーズなど無いのだと勘違いしながら、廃業することにもなりかねません。
そこで、今回はHOWの一部に該当するであろう、地元での活動の方法を、私の経験をベースにお話させていただきます。
▽ 京都での私の活動
私は京都市内在住ですので、京都を事例としてお話いたしますが、きっとみなさんのいらっしゃる地域でも、多少はご参考になると思います。
代表例として京都商工会議所とのお付き合いについてご紹介いたします。
たまたま知人からのご紹介で、会議所のセミナー部門を運営されている京都能率協会のセミナーで講演をさせていただきました。
この部署の担当者の方とは、セミナーの後も、何度となくセミナー企画にお困りになった際のご相談を受けたり、ちょっとした専門用語などのご質問を受けたりと、コミュニケーションを取り続けさせていただきました。
全くプライベートでのお付き合いさえ行う関係にまでなっています。
その結果、ここ数年間毎年、セミナーシリーズの企画と講演を続けさせていただいています。
また、会議所内に3年前設立されました京都・ビジネスモデル推進センターとも設立前から懇意にさせていただいています。
このセンターが開催するイベントには、出来る限り出席させていただき、宴会の席などでも何度も同席させていただく中から、中小企業のコンサルティング依頼を、会議所の費用補助付きでいただきました。
そのほかにも、大きなビジネスフェアの企画・運営のお仕事もいただきました。
当初、会議所の会員にはなっていませんでしたが、入会する価値のある会議所に変えてしまおうと、知人と2人で、IT関連を中心とした若手が、ビジネスチャンスの可能性が拡がる組織を作るべく、1年がかりで活動をしました。
その結果として、会議所認可の組織が新しく立ち上がり、今後の展開が楽しみな状況となっています。
以上、ここ数年間の京都商工会議所のお付き合いだけに限りましても、これくらいの活動をしてきているということを認識していただければと思います。
それ以外にも、(財)京都産業21、京都府商工会連合会などの行政系機関とも親しくお付き合いさせていただいています。
お仕事もたくさんいただいています。
他府県のいくつかの諸機関とも、そのような関係を持っています。
民間の経営者を中心とした知人関係となりますと、多すぎて書きようがありません。
▽ 行政関連の団体とのお付き合いを重視する
仕事を得る経緯として、行政関連団体の方からのご紹介となれば、クライアントとの信頼性が、最初から違ってきます。
また、それらの団体関係者と懇意な関係が構築出来ていますと、講演を依頼してもらえる可能性も高くなります。
(講演については、第7回目のコラムで書かせていただきます。)
団体関係者と懇意な関係になれる機会としては、団体主催のセミナーや交流会などに参加し、ちょっとしたタイミングを見逃さず、その後のコミュニケーションを大事にする姿勢を持ち続ければ、いくらでもあるのではないかと思います。
更には、中小企業がコンサルティング依頼するには、コンサルティング料が高すぎて支払えないという際に、その都道府県にある中小企業支援センターの専門家派遣事業を活用すれば、1回の派遣費用の3分の2を、この機関が補助してくれます。
この場合、あなたが、その中小企業支援センターに登録されていないと利用出来ません。
専門家の募集は、中小企業事業団のホームページ内「支援情報ヘッドライン」を小まめにチェックしていますと、たまに募集されているのがわかります。
http://j-net21.jasmec.go.jp/headline/support.html
この専門家に登録していることにより、団体内担当者と懇意になるきっかけにもなるというところがミソです。
更には、まだあなたが独立したばかりのコンサルタントであるという立場であるところに、「財団法人○○支援センターの登録専門家」との肩書きを得ることによるメリットは大きいのではないでしょうか?
コンサルタントを含むいわゆる請負業を営み、地元で繁盛している会社の社長はとにかくよく動き回られ、イロイロな場でお見かけすることが多いです。
SOHOである以上、まずはあなたが地元だと考える地域からコンサルティング依頼が来るように、顔を売るための惜しみない活動をしてみてはいかがでしょうか?
次回は、今回のコラムと関連する事柄として、人脈作りについてお話させていたく予定です。
【プロフィール】
咲本 勝巳(さきもと かつみ)
1965年京都生まれ。京都在住。eビジネス、組織論、創業、ベンチャー、経営戦略、現代思想にとても高い関心を持つマーケティングのコンサル屋。
関西ベンチャー学会 理事 http://www.kansai-venture.org/
大阪市立大学・大学院創造都市研究科アントレプレナーシップ研究分野「創業アドヴァイザー」
http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/
10月1日に下記掲載の通り、関西ベンチャー学会でパネルディスカッションを行います。
会員以外の一般参加もオッケーです。
現役ベンチャーに有益なベンチャー学を考えていきたいと思います。
勿論メインは終了後の懇親会でのバトル!?
ご都合のお付きな方、ご参加お待ち申し上げております。
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■関西ベンチャー学会10月例会のお知らせ
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【テーマ】 「ベンチャー学とはなにか」
【日 時】 10月1日 水曜日 午後6:30~8:00
【場 所】 大阪産業創造館6階 会議室E
【パネリスト】
早崎伊知郎(独立コンサルタント)
稲木俊一((有)プロスパー総合経営)
塩沢由典(大阪市立大学大学院教授)ほか
【司 会】咲本勝巳(マーケティング・コンサルタント)
(終了後、懇親会があります。実費負担)
【参加費】 会員 無料(懇親会費2000円は有料)
一般 1000円(懇親会費 2000円)
【申込方法】下記フォームにご記入の上、メール・FAXにて
1)お名前
2)会員番号(既存会員のみ。一般の方・新入会員は不要)
3)電話番号
4)メールアドレス
5)所属先
6)*下記のうちいずれかを選択
A:シンポジウムと懇親会の両方参加
B:シンポジウムのみ参加
をご記入の上、関西ベンチャー学会事務局・モロズミまで
mailto:info@kansai-venture.org またはFAX 06-6264-9889
【問い合せ】関西ベンチャー学会 事務局モロズミ 電話06-6264-9818
http://www.kansai-venture.org/
私のことはWebでガラス張り公開中→ http://www.sakimoto.biz/
mailto:sakimoto@tokeidai.net
(ご意見・ご感想・ご提案お待ちいたしております)
(2003/09/29)









